お彼岸

お彼岸について
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秋のお彼岸と、対策 2022-09-20 12:03:00

秋のお彼岸のお供えは、粒あんのオハギが一般的です。
収穫したばかりの秋の小豆は、特に美味しい粒あんが出来ます。
小豆は古来、邪気を払い、魔除けの効果があると信じられています。
あの色が、霊的には独特な力を持ちます。

これは旧約聖書でも、「過ぎ越しの祭」として門柱に子羊の血液を塗って、魔除けと災難を避けた故事との共通点も感じます。
時間経過で酸化した血液の色と、小豆の色に共通なものを感じます。

つまり、血液の色が、古代からの魔術的にも特殊な色であり、
血液=霊力の象徴、なのです。

そしてオハギとは、小豆、餅米、うるち米、きなこ、黒ごま、砂糖(てんさい糖や黒糖などの植物からの糖分)、などの大事な収穫物の合算で出来る和菓子です。
まさに秋の収穫祭を兼ねた、ご先祖様への供物として最高に贅沢な和菓子です。

ご先祖様にオハギ(大自然の聖なる霊力のカタマリ)をお供えして、自分も食べることを参考にしてください。 タベルン カ~~イ
お供えしたオハギは、置いて、手を合わせて、
「ご先祖の皆々様、どうぞお食べください」
と思った後は、直ぐに下げて食べても良いです。 マチキレナイヒトハネ
(短いお供え時間が、生きる人が食べる場合は理想です)

もし、1時間以上も供えた場合は、霊的には餓鬼が食べた可能性があるので、廃棄が理想です。
また、線香を立てる先祖供養の時にオハギを供える場合は、ラップを掛けてください。
そして、線香が消えれば、下げて食べるか、冷蔵庫で保管でもOKです。


お彼岸の逆説的な解釈 2020-09-20 11:59:52

お彼岸の期間の太陽からは、今朝も静寂を感じています。
年に2回の太陽の静寂の期間が、お彼岸と言えます。

この静寂の期間の1週間に、
・ 自分が思う内容が大切なのです。
・ その思いが、自分の良心が認める正しい内容ならば、
・ 自分の願いが未来に叶いやすいのが、お彼岸の期間の願いである。
このように感じます。

だから、お彼岸(ひがん)の正しい漢字は、
・「悲願」(ひがん)= ぜひとも成し遂げたいと思う切実な願い。
が、霊的な真相に感じます。

太陽に住む精霊たちが、認めてくれる自分の願いの内容であることが大切です。
だから、それが自分のためだけの願いならば、小さすぎて息苦しく成ることでしょう。
・ 特にお彼岸の期間は、自分のためだけのワレよし祈願をする人ほど、全てが小さく成って行くから注意です。
健康も、です。

だから昔の人は、お彼岸の期間を「先祖のための」供養の期間と指定することで、
・ 子孫個人の祈願では無くて、先祖という他を供養させることで、子孫を守った。
・ 子孫に、他を供養させることで、子孫自身の運気を守った。
という逆説的な霊的なテクニックも感じます。

つまり、お彼岸の期間は、霊的な期間であるために、自分の思い方次第では危険な期間でもあると感じます。
お彼岸の期間は、あえて自分のこと以外の、他人や先祖や、大きな社会全体のことを願うには最適な期間です。


お彼岸の裏話 2018-03-18 11:18:18

春と秋の年に2回有る、太陽の重要な記念日が彼岸(ひがん:日願。太陽に願う日)です。
彼岸の中日(春分の日)に、太陽が真東から昇り真西に沈みます。
この日が、惑星間の重力の意味で、

・ お願いが通じやすい。
・ 日頃の思いが叶いやすい。

という意味です。
つまり、太陽を祭る意味で重要な期間が彼岸であり、仏教が発生する以前から、日本の太陽信仰において重要な期間が「日願」と言えます。

釈尊は、釈迦族=別名で「太陽族」、と古代インドで呼ばれた家系です。釈迦族も春分の日と秋分の日を重視した民族だったと言えます。

興味深いことは、春分の日を「頂点」として、その「入口」と「出口」のそれぞれ3日間を設けることです。
これは祈願や呪詛をする場合の、霊的に重要なポイントを押さえています。
あまり知られていない重要なエッセンスに、

・ 誰もが祈願の入り口(最初)だけを熱心にする。(彼岸入りの3日間)
・ 祈願して終わり。放置。
・ でも重要なことは、「締め」「閉め」の最後の3日間だった。(彼岸明けまでの3日間)
・ この「閉め」をしない限り、祈願は成就しない。

このようなことが霊的に言えます。
仏教的な彼岸の観念では、「彼岸明けまでの3日間」を悟りへの期間と表現します。

要するに、春分の日を目指して祈願をしたとしても、
・ それは、正しい願いなのか?
・ 自分だけの願い事なのか?
・ 公平性を欠いていないか?
反省する、反芻(はんすう:繰り返し思い返す事)する期間が、彼岸明けの3日間と言えます。

(中略)

でも私は、そもそも祈願さえもしません。
神社では、感謝のみです。

そうすると、いちいち願わなくても、すべて丸ごと全部が叶えられて行きます。
全知全能の神様に対して、細かく説明したり願いを言いつけたりする時点で 、神様を信じていない証拠です。
それでは自分が、神様の上に成っています。

仏教的にも、お彼岸は、自分の願いでは無くて先祖の成仏を「悲願」「彼岸=三途の川の向こうへ」「祈願」する日です。
他者の為に祈ります。
これはこれで、正しい訳です。



今日は9月23日という、お彼岸(悲願:願い)の期間の中心日です。太陽軌道の節目の日でもあります。
今日のこの日に、先祖に良い言霊、感謝の言葉、を発声することは、太陽(アミターバ・如来)からの波動の応援を受けて、特に現実化しやすい日なのです。
先祖(遺伝子の集合体)に感謝の言霊を出すことは、自分のすべてを変えて行きます。


今年の起点日 2014-03-21 10:55:39

今日は春分の日であり、お彼岸の中日でもあります。
太陽が真西に沈み、季節の節目であり、社会の色々な時節を分け始めるスタートの日です。
今日の日に、小さな誓いを立てるのも良いでしょう。
世界情勢も、まさに3月21日の3・2・1から明暗を分けそうです。
そんな中でも、忘れ去られた先祖達を思いやり、感謝の思いを送ることが尊いのです。

考えて見ますと、もし自分が死んでからも、自分のことを思い出して感謝と線香を捧げてくれる人がいるでしょうか?
100年も経過しますと、自分の子供たちがいたとしても既に他界しているでしょう。つまり、子供がいる居ないに関わらず、誰もが100年も経てば忘れ去られるわけです。皆んな同じです。
そんな中を、お彼岸だと聞いて先祖に感謝を捧げる生きる人間がいますと、霊界ではとても喜んでいます。



一昨日から、春の御彼岸に入っています。明日からの三連休は、先祖のお墓の掃除に行かれる日本人が多いことでしょう。
これが大切なことであり、もう見えない先祖を癒やす気持ちは、見えない大地の精霊を癒やすことにも繋がります。お墓が無い人や、墓参りに行けない人は、自宅から先祖に感謝を送りましょう。
人間は、生活の中で見えない気持ちを大切にすることが、本当に大切なことなのです。



失敗しても、弱くても、成功しなくても、大丈夫です。
それよりも感謝の気持ちを出し続ける人間に成ることが大切です。
今日は、秋の彼岸の入りです。太陽軌道からの影響を受けて、先祖への感謝の気持ちが良く届く日の始まりです。
ご先祖様に感謝の気持ちを送りましょう。


お彼岸の隠れた意味 2012-09-21 00:16:25

(質問)
お彼岸の9月22日とは、どういう意味があるのですか?

(返答)
太陽の春分・秋分の日を意識した太陽の記念日です。昼と夜の長さの時間が、ほぼ同じになります。季節の変わり目、分岐点でもあります。
このような太陽軌道の時は、先祖への思いが通じやすくなります。その理由は、

昼間=コノ世=御霊(みたま・魂)が肉体を持つ期間。
夜間=アノ世=御霊が隠れている、お隠れになる期間。
このように古神道では古来から、人の魂は不滅であり、生き通しであるとします。
だから肉体が死にましても、その人の心は夜間に入られただけであり、「お隠れになった」と考えます。
またいつか、朝日と共に帰って来るとします。

世界の中でも日本の仏教だけに、お彼岸の記念日が存在するのは、上記の日本固有の祖霊崇拝の神道思想と仏教が合体したからだと私は感じます。
コノ世とアノ世の長さが均等になるのは、年に2回しかありませんので、特殊な期間とします。
霊的には、太陽軌道の影響を受けて切り換わる、特殊な分かれ目の期間、裂け目の期間だと思います。
このような時に先祖への感謝を思うことは、霊的な磁場的に有効だと感じます。



明日から一週間ほどは、秋のお彼岸(ひがん)期間に入ります。要は、太陽軌道の節目の期間です。
昼と夜の長さがほぼ同じとなる秋分の日(今年は9月23日)を挟んだ、前後の三日間を合わせた、約七日間が仏教で言う彼岸です。だから仏教も、太陽を意識した宗教です。
では、昼と夜が同じならば、霊的には何が言えるのか?
新たな目標を持ったり、何かよろしく無い事を止める決意を、彼岸期間に始めたり、秋分の日に強く決意するのは良い事です。小さな節目にする期間です。
特に秋分は、春分とは違い、昼間が短く成る方向に進みますから、「止める決意」が有効するとは言えます。
太陽から、波動の後押しと援助を受けることに成ります。

人間は生きる限り、小さな決意が生活の中で必要です。
精神世界で言う「あるがままに」は、「グータラでも良い」では無いのです。
自分が出来る最善を尽くした上で、あとは「お任せ」で生きることです。
そして、現れる結果には、執着(こだわり)しない生き方です。霊的には、結果は消えて行くので価値が無いからです。
「過程」こそが最重要なのです。



ある日、親類の既婚女性から、ノドが詰まる感じがして変だと相談を受けました。
「私、ガン?」てなことを言って心配していました。観ますと病気はありませんでした。ふと浮かんで来たのは、その女性の実母の存在でした。10年以上前に亡くなっている方です。
病院で亡くなる時、タンがノドに詰まって呼吸困難により、人知れずに亡くなった母親でした。
私は彼女に、「今日は実母の誕生日か、命日などの何かの記念日なのでは?」と言いました。
すると彼女は、今日は実母の誕生日だと言い、ハッとした表情をしていました。ここ最近、実母の事を思い出す事が無かったそうです。
私は彼女に、「もう肉体も無いから、何も苦しくないよ。大丈夫だよ」と、実母に対して心の中で思えば良いと伝えました。
翌日には嘘の様に、ノドの違和感が消えたと喜んでいました。

今回の事で思いましたのは、50代の若さで家庭の色々な心配と無念を残したまま亡くなった故人の思いとは、強いと言う事でした。
そして、苦しい故人の霊にとっては、故人の誕生日や命日、御盆やお彼岸などの「記念日」が、唯一自分の思いを伝える事が霊界から許されている時なのだと再認識しました。

もう霊線の違う嫁いだ娘の所まで頼って来るのですから、他には頼る所が無かった様でした。
彼女の兄弟には長男も居るのですが、他の兄弟は先祖供養を普段していません。
彼女は以前から旦那家の短冊供養をしていましたので、彼女が行う3本目の縁ある他家の霊の縁で記念日に寄られたのです。
彼女は凄い母親っ子だったそうなので、よくぞ自分を頼ってくれたと喜んでいました。
この世は、自分がした事が反転して自分に帰る世界です。
苦しんでいる親の霊を癒した事は、彼女に幸運として戻って来ることでしょう。


漏れを出すな! 2009-09-20 10:13:11

今日からお彼岸の雰囲気に入っています。秋分の日の23日を彼岸の中日として、今日から一週間ほどは、太陽が真東から昇り真西に沈みます。
この太陽軌道の節目は、太陽の波動を受けて願望が叶い易いとされます。彼岸(ひがん)とは、日願「日に願う」と言う意味が隠れています。悲願の「ひがん」とも重なります。
ただ、この願望は、個人利を願うのではありません。
他の為に願うと、自分も生かされるのです。この作用が特に強く働く期間がお彼岸です。先祖霊の安心を願いますと、自分も安心した心境に願わなくても成れる期間です。

今までの先祖供養の大きな欠陥は、「限定供養」だと言う事です。自分の先祖だけ、特定の故人だけ、と供養範囲を限定する縛りを掛けてしまっています。この事が、先祖供養をしても意味がない、何も改善しない、と多くの人に感じさせる原因です。
限定供養では、実際に霊障が治まりませんし、先祖供養をしても安心感が得られません。
何故でしょうか?
今まで多くの相談者を観て来ましたが、熱心に先祖供養をしていると主張される人でも、一番影響を与えている霊が供養されていない事が多いのです。
供養対象から「漏れている」霊が存在するから、改善が起こらないのです。供養対象を限定してしまうと、漏れる霊が必ず出てきます。これでは、せっかく供養しても、手応えが生まれてきません。
でも、どんな霊が今の自分に影響を与えているのかが、皆さん分かりません。
相談者を視ますと、意外、思いもしない、忘れている、知らない霊が本人に影響を与えています。
生活する上で受ける、生霊の霊障を受ける人も多いのですが、限定供養では漏れています。普通の先祖供養では、霊障を受け続けます。
伊勢白山道式では、この霊的な実相に対処対応されています。供養者に影響を与える霊を、漏れなく安心させる事が出来る様に、「供養者に縁有る、その他もろもろの霊」への3本目の線香供養が存在します。これが従来の先祖供養に無い、短期間での改善を供養者にもたらしています。


赤子は審神できます 2008-09-23 09:43:25

今日は、お彼岸です。
これは、元は太陽信仰からくる神道の大事な記念日と、先祖を大事にする仏教思想が習合した、日本独自の祖霊へ気持ちを向ける日です。
この日ぐらいは、日本全体で先祖霊へ線香と気持ちを向けて欲しいものです。


墓よりも日々の供養 2008-03-01 23:09:19

では、御墓が無用なものかといえば、そんなことはありません。 やはり、大事なものです。 何が大事かというと、先祖を忘れない為のモニュメントとして大事なのです。
人間は、日々の仕事や生活に追われていると、先祖供養も忘れがちになります。 お彼岸や御盆の時期が来ると、ニュースなどで墓参りを思い出して、お墓が有れば家族でやっと行こうとします。 御墓が無ければ、家族で先祖供養する機会もありません。 年に数回だけでも、子孫が先祖へ気持ちを向けるだけでも、先祖霊には大きな慰めになります。

関連コメント

今日は春のお彼岸の開け日ですが実際には霊界の扉は
1 お盆と同じに夜(送り火)の時に閉まる=夜までいる
2 早朝に家から出て行く
3 次元の違いで夜まで残る先祖霊も、早めに前日帰る先祖霊も居る
4 お彼岸で帰らない霊も存在する
5 その他

.........1
時が来れば、残ろうとしても、掃除機に吸われるように去ります。
2023-03-28 23:00:52


お盆は家、お彼岸はお墓に先祖が寄るというのは嘘でどちらも供養者の傍に寄るという事で認識あっていますでしょうか?

.。。。。基本的に縁者に寄って来ます。

1)お彼岸はお盆と違い自分に有縁な先祖が沢山降りてくると認識しています。盆のように地獄からは来ないのでしょうか?

。。。。縁ある先祖が帰る、と思えば良いです。

2)3束の線香を瓶でという返答がありましたが身近にある家のものではパンラクの瓶やジャムの瓶などの透明なもので最後まで燃えるでしょうか?もし線香立てが売っているならばそろえようとも思っています。

。。。。墓地用のがあれば良いね。
2014-09-19 00:33:06


お彼岸も、苦しいご先祖様は、この世に、期間限定で、いらっしゃるのですか?

。。。彼岸は、逆にこちらから思いを届ける期間です。

「読むだけで人生が変わるたった一つの方法―伊勢白山道Q&A事典」を出来れば何度も再読してください。
するべきことが分かります。実践が教え導きます。
2013-09-20 20:30:51


お盆やお彼岸などにお菓子やお茶などを、ご先祖様にお供えしますが、「皆さんで召し上がってください」と言えば少量でも、ご先祖や縁ある霊の方々、水子さんたちに届くのでしょうか

。。。全体に捧げます。
命日は、故人と全体へ。
2012-09-25 21:03:27


日々の更新・認証ありがとう御座位ます。太陽神と先祖霊を合わせ、感謝の祭りを実践していきます。>「決められた時期・季節」 現代でも、特に大事に感謝想起したほうがよい節目、時期はあるのでしょうか。

・・・お彼岸などがそうです。夏至・冬至など。
2009-06-04 20:43:54



  • 最終更新:2023-04-06 11:36:40

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