黒住宗忠

黒住宗忠について
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江戸時代の神人・黒住宗忠(くろずみ むねただ:地元の神社で先祖代々の神主さんの家系に生まれた神官)さんも、岡山から伊勢神宮への参拝を生涯に何度もされましたが、その長い道中で強盗に遭われました。
神人の変わっている点は、強盗から「金が少ない!もっと出せ!」と言われた時に、「そうか」と言ってしばらく思案して、

「明日には、あそこの木の根元に金銭を埋めておくから。誰にも言わないから、持って行きなさい」

と言ったというエピソードもあります。
ただ黒住さんの、こういう話のパターンは、その後に強盗に色々な事が起こり、黒住さんに「頼むから引き取って欲しい」と金銭を返しに来ることが有ったようです。


太陽の日 2017-10-10 11:20:21

江戸期の神人・黒住宗忠(くろずみ むねただ)さんは、寝ても覚めても、アマテラスオホミカミ。
道を歩いていてもアマテラスオホミカミ。
真剣なアホ1本道として、アマテラスオホミカミを呼吸としていました。
その上で起こったことは、見るもの、触るもの、すべてが治るという奇跡だらけでした。

没後にとうとう皇室と時の政府が「生き神」として認可し、京都に個人の神社の御祭神として正式に祭られました。
天皇、皇族以外の民間人が正式に御祭神と認められるのは、稀(まれ)なことでした。時の天皇陛下から御祭神に認定された、唯一の民間人でした。

今でも、黒住宗忠と読みますと、
アマテラスオホミカミ アマテラスオホミカミ
という音が流れて来ます。


アホウになる 2013-10-11 10:52:56

アホウと言えば思い出しますのは、江戸末期の冬至の日に生まれ、太陽との合体を体験してから神人と呼ばれた黒住宗忠(くろずみ むねただ)さんのことです。
ただの田舎の神主だった黒住さんの話を聞いたり、黒住さんが書いた文字を読むだけで、彼に会わなくても全国で奇跡が起こりました。
後に、皇室と日本神道の総元締めである吉田家から認可された信仰の意味での神人は、黒住さんだけでした。その死後に神社の御祭神として、故人を神社に祭ることが許可されています。

黒住さんの名声が全国に広がるにつれて、彼の元に色んな嫌がらせの法力自慢も来ました。
行者が黒住氏を怒らせようとして、どんなに罵倒しても彼は笑っていました。
すると行者は、「お前の顔は、アホウの相だ!」と怒鳴りました。
これには黒住氏は反応して、
「なに、私がアホウの顔?
そうか、私もやっとアホウに成れたか。これで満足だ。いつ死んでも悔いはないわ」
と喜びました。
それを見た行者は「アホくさ!」と言い捨てて、去って行きました。黒住氏は、その背中に向かって手を振りながら見送りました。

会社のことで悩んだり、学校のことで悩む人間を視ますと、変なプライドが自分を縛り、自分の心を自分で傷めています。
そんな人は、アホウに成れば良いです。
アレコレと、他人の口と視線を、「自分が」観察し過ぎなのです。他人は、あなたのことなど100%関心ありません。どうでも良いのです。
嫌な人間ほど、自分のことしか考えていません。



人間の一番の敵は、実は自分自身のマイナスの思い(悩む・悲観・怒り・・・)なのです。
自分自身のマイナスの思いが体内で活性酸素を生み出し、これが遺伝子を切断していきます。そして老化を進めたり、病気にも成るのです。
そして自分に何か悪いことが起こりますと、人は自分以外のモノ(環境・霊・先祖)や他人に原因を見つけようと探します。
でも本当の犯人は、嫌な刺激を自分の心(内在神)に届かせた自分自身だったのです。

このようなことを別の視点で表現したのが、江戸末期の岡山に現れた神職の黒住宗忠(くろずみむねただ)師でした。
師が開眼する前の若い頃に、親孝行と神祭りに徹する生活に励んでいた時に浮かんだことは、
「心に悪いことだと知りながら行うことをしなければ、その人間は神に戻る」
ということでした。
つまり、自分の良心に背くことが、すべての万病の原因に成るということです。

また、師が近道をしたいがために、崩れかけた橋を無理に渡り終えた時、自分の心に住む神様を危険にさらしたと感じ、申し訳なさで涙が止まらなかったということです。
だから現代人にも大切なことは、自分がマイナスの思い(悩む・悲観・怒り)を持つことは、本当の自分(内在神)に対して申し訳ないということを知っておきましょう。

だから、今が不運で病気がちだと思う人は、まず自分自身の心の神様に謝ってみることが大切です。
そして、謝る期間が終われば、次に自分の心の神様に感謝をすることが大切なのです。
これが、古神道の自霊拝(じれいはい)の極意であり意味です。

こうした生活を継続した黒住師は、太陽と一体化するという体験をします。
これは誰の心にも内在する天照太御神が、ぐれんと反転して心の表面に出たという体験です。心の岩戸が開いたとも言えます。
そして浮かんだ言葉は、
「有り難い気持ち、面白い気持ち、嬉しい気持ち、この3つの気持ちが人間に揃うと叶わないことがない」
ということでした。
嫌な気持ちがいかに害毒であり、感謝の気持ちがいかに宝の山かということなのです。

今日の話は、黒住師を例にしましたが、自分の気持ちがいかに大切かということなのです。
これが科学的にも活性酸素の視点からも、裏付けが有るということです。
これから自分の気持ちを一番に大切にして生活すれば、すべてが変わって行きます。
生きてさえいれば大丈夫です。


今日の日記 2010-10-20 12:06:25

伊勢神宮内宮の正式な御祭神の神名は、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)と申します。
この神名でお呼びするのは、祭事の神前で申し上げる最高の名称であり、通常では天照大御神(あまてらすおおみかみ)と神宮では申し上げています。
これを伊勢白山道では、天照太御神(あまてらすおほみかみ)としています。これは私が啓示で受けた名称です。
しかし調べますと私だけではなく、私が好きな黒住宗忠(くろずみむねただ:江戸末期の神主。太陽との合体に至った人物です。本人は教団の創設を禁じていましたが、本人の死後に弟子が教団を造っています。いつの時代でも、本人では無い人が組織を作るものなのです。)さんも、この呼称でした。


カギは日常の中に 2009-12-16 11:14:30

現状への感謝を通じて到達した世界は、11の段階=次元が存在すると感じます。私の感じる宇宙は、11の様相で構成されています。11の先は、また元の位置に戻るループと成ります。
十一面観世音菩薩とは、本当に上手く表現したものです。
この11の世界を感じる意識で、人物を観ますと面白い反応が得られます。私の意識を相手に投射して、帰って来る反応を観ます。相手が清浄なほど、私の投射が深く浸透します。物でも反応が還ります。3~11の深度の反応が得られます。
例えば、
近代インドの聖者、ラマナ・マハリシ=10次元。ラーマクリシュナ=7。クリシュナムルティ=6。
老子=9。孔子=8。画家ピカソ=5。ゴッホ=7。棟方志功=8。ミケランジェロ=7.5。バッハ=8。モーツァルト=9。黒住宗忠=8。ダ・ヴィンチ=6。 などなど。


身近に在る鍵 2008-09-15 17:08:27

江戸期の大神人、黒住宗忠は、天照太御神との邂逅を体験する前には、親孝行一筋に生きる人生がありました。



黒住宗忠さんは、江戸期に生涯6度の伊勢神宮参拝をされました。これは、凄いことだと思います。
当時は、命懸けの参拝だった事でしょう。 徒歩で行く訳ですから、道中での病気、怪我、災害、盗賊・・・色々な危険が有ったと思います。
実際、彼が伊勢参拝に行く度にした、借金の念書も複数現存しています。当時の一般人には、生涯に1度の伊勢神宮参拝が夢でした。


心を暴走させない事 2008-07-02 19:35:51

黒住宗忠さんは、内在神を大事に大事に育て上げた結果、存命中に内在神を天照太御神にまで昇華させました。
そして、天照太御神との一体感に常に満たされていました。
彼は、他の信仰屋さんから「アホの顔」をしていると言われると、たいそう喜んだエピソードは有名です。
そうか、私の信仰は正しく進んでいるなと・・・。


初めより、途中が大事 2008-04-28 19:38:26

産土神が国常立系だったとしても、現実界で信仰するべき神霊は、天照太御神が良いです。
正しく信仰すれば、内在神は天照系に置き換わって行きます。 ただ、生きる上で大きな精神的ショックなどがあれば国常立系に戻る事は有ります。
神道家の黒住宗忠氏も、
「本当に癖(垢)の無い神霊は、天照太御神のみである」 と、断言しました。 
現実界で信仰して最終的に不幸に成る様な神霊は駄目です。 いくら魂の成長が大事と言いましても、それは痩せ我慢です。
天照太御神の神名を偽り名乗る魔は、とても少ないです。
神名自体に、大きな祓いの力が有るからです。


産土神から内在神へ 2007-07-12 20:22:02

例えば、私のリーディングによると、黒住宗忠さんの産土神は、天児屋根神と観じます。そこから始まり、自己の親孝行と神霊への正しい信仰や、家族愛、本業の努力精進により、最終的に内在神が 天照太御神 へと昇華しました。
天児屋根神が天照太御神に置き換わったのです。



霊的存在も同じです。しかし、もっと恐ろしいモノです。
お金など要りません。魂を要求してきます。
これが、今までの幽界が現実界に強く作用してる時代の霊的一面です。私が、好きな神人 黒住宗忠 さんは断言してます。 ”本当に 癖 のない神は 天照太御神 のみ”
どんな神にも組員にも、感謝の表現は問題に成りません。

関連コメント

没後に皇室と時の政府が「生き神」として認可するほどの決め手となったのは、宗忠さんのどういったところだったのでしょうか?

。。。。天皇の病気を治したからです。
2017-10-11 22:13:39


黒住宗忠さんについて、マハリシさんや老子のように人類の共有意識に溶け込んだ人、というお話はこれまで無かったと記憶しています。黒住さんは共有意識に溶け込まれていますか?

。。。。太陽神界に帰っています。

このレベルになると、共有意識ではなくても、関係ないです。
非常に稀有。
人類でも珍しい。
2017-10-11 19:34:57


人類の大親神としての、天照太御神様を感得された黒住宗忠神人は、伊雑宮に参拝に伺った事は、あるのでしょうか?

。。。磯部町の事件にもありますが、そのころは伊雑宮は表には出てません。
やはり内宮への崇敬第一からです。
2013-12-09 20:25:52


内面や自分を見つめる事を大切にして、今までに多くの人が内面を探求したはずなのに、ラマナみたいに真にやすらいでいた人はどれくらいいたでしょうか。
やすらげないでいるのは自我だとひとくくりに言ってしまえば、それまでですが、どうして内面の一人旅に出て、自我がなくなる人とそうでない人との違いが起きてしまうのでしょうか。

。。。内在神への信仰の強度が影響します。
黒住宗忠は、天照太御神への絶対的な帰依と愛を持ちました。
ラマナ・マハルシは、アルナチャラのシバ神への絶対的な帰依でした。
日本で生まれた人間は、天照太御神への帰依と愛が大事。
2013-07-09 14:18:44


天照太御神という神名は誰が付けたのですか?

。。。正式には、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)。通称は、天照大御神です。
しかし、太一という、根源的な神格を私は太陽神に観ています。
だから、天照太御神と、太をいれます。大に ’を入れます。
これは江戸期の神人である黒住宗忠も同じ表現です。
実際に神と感応しますと必ず、太、と成ります。
2010-09-08 13:39:51


いわゆる「その分野」の本では今後、リーマン様の著書以外に目を通しておいた方が良いと思われるような本(推薦本)などはございますか? それとも、もうその他の本に目を通す必要はないですか?

。。。ラマナ・マハリシ。 黒住宗忠の関係。
グルジェフの関係。
まあ3つとも不要でもあります。
2010-03-10 20:24:01


黒住宗忠さんの生地である宗忠神社が、パワースポットであると、風水の本で紹介されていたのですが、白山道さんは、どうお感じになられますでしょうか?

。。。まあまあです。
2009-02-13 10:38:24


黒住宗忠

。。。この名前だけでも天照太御神の波動がいまだに来ます。
私も好きな人です。
2007-10-14 13:58:01


黒住宗忠

。。。個人が好きなだけで、会は否定します。どんな素晴らしい教祖がいても、宗教会は駄目ですよ。全ての宗教組織は、これから無くなっていきます。
一人一人が、目覚めるので不要です。
2007-06-19 23:49:49



  • 最終更新:2020-10-13 17:22:53

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