最澄(さいちょう)

■最澄(さいちょう)について
キーワード 比叡山
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いつまで経っても、人は今という時から逃げようとする習性があるのです。
でも釈尊は、この章で
「今が良ければ、すべて良し!」と示唆されています。
「過去がどうであれ、今を頑張って生きるならば、それで良いのだ」
と仰っています。

そして、その次に「それの何が良いのか?」という釈尊の説明に、
「社会を明るくする一員だ」という言葉が出てきます。
これは比叡山延暦寺の根本精神でもあります、「一隅を照らす」という言葉と同じ意味です。
法華経の精神を一言で表現しますと、「社会の一隅を照らすこと」に尽きるということです。



空海と同時代に生誕した最澄との関係は、大きな視点では神意でした。
陰陽のように相反する性格の二人が、その時の日本には必要だったのです。空海は、このことに気付いていたのかは不明です。渦中の最中の二人にとっては、分かりにくいものです。
皆さんも、色んな人間関係で悩む人が多いですが、後になりますとその関係も良い思い出に変わります。
それぞれが役割分担をして、陰陽を演じさせられていたことに気付く場合があります。
だから言えますことは、人間関係では自分の心を痛めずに、静観することが大切です。

空海の最重要の思想に、胎蔵界(たいぞうかい:見えない世界。精神性。陰。)と金剛界(こんごうかい:見える世界。物質的。現実的。陽。)という相対する2つの世界観があります。
この世と宇宙は、すべてが陰陽の世界の重複で構成されて行く思想です。
神の視点では、空海は霊性の胎蔵界、最澄は金剛界という現実的・事務的な基礎を打ち込むために誕生しています。
特に、比叡山を開いた最澄の後継者には、一休もそうですが親鸞・日蓮・道元・・・・という100人を超える日本仏教を代表する人物を輩出しています。
最澄は、金剛界としての任務を、現実界に果たしたのでした。


自分色を大切に 2008-12-28 13:05:26

最澄が日本で起こした天台宗は、浄土宗・浄土真宗・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗という、現代の仏教界を代表する宗派の初代の大教祖達を生み出しています。
最澄の基本には、全ての存在には「仏性が宿る」という天台の本覚思想があります。
全ての人間は、内在神を預かるという伊勢白山道にも通じます。 最澄の霊系から多くの名立たる教祖が輩出した大きな理由は、最澄自身と教え自体にも「縛り」の強い霊的磁気が無かった事です。
良い意味では、最澄は清い人だった事を意味しています。
癖の少ない真面目な人物だと伝わって来ます。
悪い意味では、空海の様な面白さが無かったと言えます。

つまり霊的成長を個人が目指す場合、個性の強い師匠は邪魔に成ります。 霊的成長には師弟関係が必須だと主張する自称専門家が多いですが、これは霊的真理を理解していない証拠です。
師弟関係とは、弟子が師匠の霊的磁気に染まる事を意味し、弟子が預かる内在神は隠れる事に成ります。
それでは、弟子は師匠を超える事が出来ないのです。
自分自身が師匠の色に染まる事を快感に感じ、進歩だと勘違いしている求道者が多いです。
だから自分の師匠や教祖を崇拝する霊能者は「偽物」です。


関連コメント

最澄は空海に敵わないとと認め一時的に空海に弟子入りしたことがあると聞いたことがありますが、実際にはどうだったのでしょうか?

最澄は真理の流布の為には、自分のプライドなど小さい事は眼中に無かったのでしょう。

一宗の大教祖には、なかなか出来ない事です。
そこに最澄の清さが見れます。

最澄が空海に「理趣釈経」の借用を申し出ましたが、手紙で簡単に頼みなさんな、と空海がいさめた話は有名ですね。ここには最澄の求道のためには、プライドを捨てる態度が見れます。
2008-12-28 18:35:38


20140930

  • 最終更新:2014-10-14 20:39:15

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