御稲御倉(みしねのみくら)

■御稲御倉(みしねのみくら)について
関連項目 伊勢神宮関連 
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一切にムダは無し 2013-03-19 01:20:07

私は以前から、御稲御倉に伊勢神宮の次の正殿の御神体となるヒノキの心柱(しんばしら)が安置されていると思っております。
古文献では、その時の今上天皇のご身長の長さに切られたヒノキの柱とされています。
また、この心柱は男根(リンガ思想)を意味しており、天皇が男系である絶対条件の霊的意味とも柱に感じます。



過去記事で少し触れました、もう1つの「重要な物」が御稲御倉に安置されています。
それは何か?についてはインターネットで調べますと、皇學館大学の先生により既に公開されていました。
それは、伊勢神宮の御正殿(ごしょうでん)の真下に埋められる御神体である、新しい心御柱(しんのみはしら)のことでした。
他の文献と合わせて見ますと、心御柱は162cmほどのヒノキ木材であり、これを御神体として御正殿の真下に1本埋められています。そして、御正殿の床下には、心御柱の上部が出ており、この柱に自然界の供物を捧げる事が重要な神事の根幹とされています。



伊勢神宮の内宮には、御正宮を始めとして別宮と大小の祭り所が色々と在ります。
内宮の神域の中で、目立たないのですが隠れた重要な御宮が在ります。それは、御稲御倉(みしねのみくら)です。

御正宮から荒祭宮へ行く参道途中の左手に御稲御倉が在ります。社殿は高床式で垣根がない為に、神明造の社殿を間近に観察することが出来ます。ただ良く観察しますと他の倉庫の宮とは違い、屋根には金が装飾された千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)が立派に装備されている事に気づかれるでしょう。つまり、神宮内では別格の社殿としての倉庫なのです。
私は以前から、この御倉の前を通りますと、稲穂の暖かい匂いを感じていました。神宮所有の神の田んぼで刈り取った稲穂を満杯に収蔵しているのだろうと思っていました。もしかすれば伊雑宮の神田の御米かななどと想像をしておりました。

伊勢白山道のブログをしていますと、有り難い事に神宮の仕事に関係した方々からのメールを良く頂きます。
その中での秘話として公開させて頂きますが、実はこの御倉の中には稲穂はもちろん実際に入っているのですが、もっと重要な物が納められている様でした。それは次期の遷宮で建つ新しい御正宮に関係する重要な物の様です。
私はこの話を聞きまして、とても腑に落ちました。つまり御稲御倉が建つ位置が、御正宮の直ぐそばに面して在るのは、中に収められている物を、その場所の神気の磁気に「慣らす」為だと感じました。
場の磁気に馴染んだ物を、新しい正宮に使用する訳です。
皆さんも内宮に参拝された時は、御稲御倉に対して自分なりの正式な参拝をすれば良いです。
ここは、参拝するに十二分に値する御宮です。普通は荒祭宮を目指して素通りされています。
参拝をすれば、御米の精霊に包まれる事でしょう。つまり、天照太御神の神気に最も間近で接する事が出来る御宮なのです。


20140811

  • 最終更新:2015-04-25 17:14:22

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