岩戸開き

岩戸開きについて
キーワード 天の岩戸
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日本で生まれた場合は、人種は関係なく全ての人の心の奥に天照太御神は実在します。命の元です。
これが「良心」「内在神」として存在します。
(海外で生まれた場合は、その土地の精霊の最高神が命として人に入っています)

これから、自分の心の岩戸を開いて、神様の心を出せるか、否かが、人類に問われます。
「心の岩戸を開くこと」
この言葉を意識して生活するだけでも、本来の自分が出て来る可能性が有ります。
皆様の参考に成れば幸いです。



今年から、8と18に特に注意の時節に入ると思ってください。

十八とは、イワト=岩戸とも霊的に読めます。もし、
・ 自分に嫌なことが有っても。
・ 災害に遭ったとしても。
自分の心の岩戸を開けるための刺激だと、良い意味に解釈をします。
辛いことが有っても、このように虎視眈々と思うことで、新たな道を開きます。



他人との関係で悩む人々を観ていて思い出したことは、日月神示の言葉です。

(五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第一帖。昭和36年5月6日 日月神示)
・ 反対の世界と合流する時は、平面の上でやろうとすれば濁るばかり。
・ (他人や他国と)合流するには、立体でやらねばならんし、立体で考えることだ。

・ 立体となれば、反対が反対ではなくなるぞ。
  立体から複立体に、複々立体に、立立体にと成り、
  段々と輪を大きく、広く、深く進めて行かねばならない。
  これが岩戸ひらきだ。

(中略)

意見を言い合うほど、対立は深まり、仮に収まったとしても腹には何かが残ることでしょう。
その理由は、「同じ土俵上に立つからだ」と日月神示は指摘しています。

同じ土俵上に立たずに、
・ 立体的に観ること。
・ 大きな視点から眺めて観ること。
・ そうすれば、相手の立場も分かり、相手の良さも観えて来る。

(中略)

でも、日月神示は、物事を立体的に観ることが、もっと大きなことに繋がると指摘しています。
心と精神の「岩戸開き」に至ると指摘します。

地上を這うアリの視線では、いつまで経っても陣地争いは止まらないことでしょう。
立体的に空に飛べば、アリも愛しく観られます。

今の自分は、地平線の視線なのか?
それとも大きく俯瞰(ふかん)した空からの視線か、
または宇宙から地球を眺める視線なのか?

これからの人間は、年齢に関わらずに、宇宙から地球の、地上の、出来事を観る気持ちに成ることが重要に成ります。
それが普通の自分の目線になれば、自然と心の岩戸開きが起こります。



人間は、「情」(じょう:気持ち、思いやり、情け)を無くすと、
・ その心は腐敗する。
・ 社会も文化も、早々に悪化する。
・ 人間の中心は、「情」で構成される。
・ その「情」が、観音様の心であり、神様である。
このように解釈します。

「情」=内在神、とも言えます。
どんな悪人にも、「情」は残っているのですが、心の奥に隠れてしまったと言えます。

人間は、「情」を表にお出しすることが、古神道でいう心の「岩戸開き」と言えます。
自分の心が暗く閉じていれば、それは自分の心に居る内在神・天照太御神が隠れてしまったと言えます。

日本神話は、これを解決する方法として、
・ 面白いものを見て、笑うように努力すること。
・ 躍動するダンスを見ること。
・ 太鼓の音を聞くことも良い。内在神に響きます。
・ そして、自分も踊って見ること。

自分が、恥も外聞も捨てて踊ることで、
そこに、天之手力男神(あめのたぢからおのかみ)が表れて、
塞いでいた心の岩戸は剥がされると、神話は伝えます。



お互いに握手をする時は、先ず自分から、手を広げないとダメです。
自分の手が閉じたたままで、心が頑(かたく)ななまま、相手が何かをしてくれるのを待つのでは、自分の人生は何も変わりません。

幸運や金運も、「自分だけ」という「閉じた」心では、見放されるばかりです。
・ 自分から心を開くこと。
・ 自分が心を開いていれば、集まるものが有る。
これが、あらゆる事に影響することを感じます。

これから防犯意識は大切なのですが、防御はしながらも、心は開いていることが大切です。
閉じた心は、動きも鈍く固まって行きます。
開いた心は、いざという場合は、動きも早い。機転が利きます。

(中略)

心を開いて、明るい心で、思いやりの愛情を意識する人は、幸運も金運も仕事も変わって行きます。
「開けゴマ」ではないが、「開け心よ」!
拳を開いて、開いた手の平で幸運をすくって行きましょう。

神話では、天照太御神が絶望して洞窟に引きこもった事件が有りました。
しかし、外から聞こえる笑い声によって、自ら暗い岩戸から外に出て来ました。
・ 自分の心を開くこと=天岩戸開き
これが、これから非常に大切なことに感じます。
自分の心を開いて行きましょう。


「天の岩戸開き」 2016-01-22 10:57:12

*自我(じが)=ワレヨシな自分
*真我(しんが)=良心からの視点=内在神=本当の自分

という重なる二層構造を人類が持っているのです。
古神道でも一霊四魂(いちれいしこん)として、より細かく人間の魂の構造を分析しています。(http://luce-tabi.jp/index.php?word=%E2%97%87%E2%97%86%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E7%99%BD%E5%B1%B1%E9%81%93+%E4%B8%80%E9%9C%8A%E5%9B%9B%E9%AD%82&type=and&sort_flg=1&encode=utf-8

だから、毎日の生活の中で、本当の自分(真我・内在神)からの目線で、今の自分自身に向かって心中で
「がんばれー」
「もっと行けるぞ」
「本当の自分はこんなものじゃない!」
「そんなことをしてはダメ!」
「そんなことは言うべきでは無い」

と、本当の自分(真我・内在神)から、揺れ動く自分に向かって、「心中で」励ますことが運気を高めます。
「自分で独り言の遊びをしても逃避に過ぎない。現実に影響などするか!」と思われるかも知れません。
でも、そう思ってはダメです。実は、これこそが「天の岩戸開き」の神話の真相なのです。

神話では、虐められて非難を受けて落ち込んだ自分(内在神・天照太御神)は、洞窟の中に自ら閉じこもってしまいます。
洞窟の闇の中から抜け出すことが出来たのは、周囲からの「笑い声」「踊り・舞」(=運動)の御蔭でした。


静かな微笑みが大切 2013-10-10 10:30:33

人間は誰もが、色んな苦労をして、他人からの磁気の色も付けて、その上でも「素直」に成ることが出来れば、内在神が発露をします。
皆さんが思われる以上に、誰もが普段から内在神の思いを普通に感じています。

(1) 可哀想な人を見掛ければ、「ああ、なんとか助けたいなあ」←内在神の思いです。
(2) 自分が悪いことをすれば、「ナゼかどうしても気になる」←内在神からの信号です。
(3) もし自分の自我で内在神を心の奥に押し込めれば、悪事をしても気にならなく成ります。←内在神が心の奥に隠れた状態です。

内在神を発露させて、自然な自由自在に成るためには、
(4) 先祖(遺伝子)への感謝をすることが、物理的にコノ世では大事なのです。理屈を超えた作用をします。
(5) 右胸に座す真我(内在神)への感謝を、日々の生活の中ですること。挨拶することです。これは理屈を超えます。
(6) そして大事は、生活の中で「静かな微笑み」を「持つ」ことです。
内在神は、「静かな微笑み」が大好きなのです。同類は引き合う法則により、自分の自我からのニコニコ笑顔でありましても、内在神は浮き出て来ます。
神話で天照太御神が岩戸から覗いたようにです。

ニコニコしていますと、本当に金運も憑いて来ます。ただし、(4)~(6)が大切です。
今日からは、日常生活の中でニコニコとした、「静かな微笑み」を意識してみましょう。


伊勢のアレコレ 2013-06-27 10:23:50

上の写真は、伊勢神宮の外宮の御池に架かる「亀石」と呼ばれる巨石です。
外宮の神域に在る高倉山(たかくらやま)の山頂には、巨石で作られた古墳が存在します。
外宮の亀石は、この古墳のトビラに使われていた巨石だったという説があります。
この巨石古墳は、江戸期まで「天岩戸」(あまのいわと)として参拝の対象でした。今は禁足の場所になっています。

この資料写真を視ますと、古代に多数の巫女が舞を奉納する姿を感じます。
神話で天照太御神が隠れた天岩戸が、この高倉山の石室であるとする説がありますが、かなりの重要な場所であることを感じます。
私は、何代目かのヒミコ(巫女の長)の内の御一人が埋葬された場所に感じます。

亀石が、ここの「天岩戸」のトビラだったとしますと、神話で天手力男神(アメノタヂカラオ)が怪力でこじ開けた巨石が亀石になります。
手力男が触った巨石の背中に私たちは乗ることが出来ると思いますと、感慨深いものを感じます。


忙中日記 2 2012-05-22 10:48:39

もう十分に嫌なことは体験したと思える人は、今から自分の心に神を求めることです。今までは他所に神様を求めていたから、自分の心の神様が隠れていただけです。(神話の、天の岩戸隠れ)
金環日食も終わりましたから、これからは自分の心の「天の岩戸開き」が起こりやすく成っています。



私たちは、この世で肉体を借りながら、その条件の中で自己に内在する神を表に出すという「岩戸開き」(心を開く)の挑戦をしている最中なのです。
挑戦できる期間も、期間限定(人生)ですから何でも挑戦して生きたいものですね。


神話の教訓 2008-05-06 11:07:40

神話によると「笑い声」に釣られた天照太御神が、心の扉らを少し開けた時、そのタイミングを逃さずに
「待っていた、大きな力」が介在して、岩戸を引き開けて引き篭もりから救い出されています。
この「笑い声」を演出したのは、八百万の神々の努力です。
岩戸の中に居る天照太御神を心配しながら、けな気に全員で舞い踊って盛り立てたのです。
ただ黙って見守っていたのでは、決して無いわけです。
一生懸命に努力していると、必ず大きな「力」が介在するのです。
「生かしてポロロ~ン」と、大きな岩戸を前にして先行きを心配しながらも「笑い」ながら努力していると、天照太御神が出て来るかも知れませんね。



読者の方より :
先祖に対する感謝供養はずっと遡れば根源神につながっていて、根源神に感謝することは根源神の分霊である私の中の内在神に感謝することであって、結果、内在神を大きくすることができる・・・だから、「生かして頂いてありがとうございます」なんですね。
返答 :
素晴らしいですね。今日の8月8日の岩戸開きと縁がある日
に、この境涯を感じられたのは、意味深いですね。
これは、6月18日の記事 「先祖供養は根源神へ通じる」 とも
関連しますね。

関連コメント

今日のお話しは身近な生活や人間関係から、大は政治にも大切な視点だと想いますが、どうすれば立体的意識や見方ができるようになるのでしょうか。神仏や自然に感謝する事から立体的意識へと導かれるのでしょうか?

。。。。思いやりが高くなれば、立体的な視点が観え始めます。
2021-12-24 16:04:31


世の中には良心のない人間がいると思っていましたが、良心のない人間はいないのでしょうか?

。。。良心が深奥に隠れた人間が多いです。
人類の心の岩戸開きが、これから生命を分けます。
2013-02-07 18:11:54


>。。。魂の縁ですから説得は無用です。神縁のない人は、スルーすることになります。

。。。内在神が心の奥に隠れて、自我が優勢である、憑依がある、などで響きません。
心を開いて内在神を発露させるのが、岩戸開きの神話の意味です。
2011-07-12 16:35:37



  • 最終更新:2023-01-04 07:03:50

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