安倍晴明

安倍晴明について
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古典に隠された暗部 2023-09-07 12:45:48

安倍晴明がある日に、広沢僧正(宇多天皇の孫。真言密教の僧であり貴族)の自宅を訪れて、懇談をしていました。
その時に広沢僧正の縁戚の若い僧たちが、その場に顔を出して安倍晴明に対して、
「あなた様は、式神を使われるということですが、では簡単に人を殺せるのですか ?」
と尋ねました。

晴明は、「簡単には殺せませんよ。でも、本気に成れば殺せます」
と答えました。そして、
「特に虫などは、少しの事をするだけで必ず殺せます。
しかし、私は生き返らせる方法は知りませんし、殺生は天から神罰を受けます。そのような無益なことは、私はしません」
と説明しました。

そう説明した時に、庭にカエルが五、六匹出て来て跳ねながら池の方へ行くのが部屋から見えました。
それを見た若い僧が、
「では試しに、あれをひとつ、そう言われるならば殺して見せてください 」
と、言いますと、晴明は「あなたは罪作りな御坊ですね」と言って笑い、
「では、ためしに殺してお見せしましょう 」
と了解しました。

晴明は部屋から手が届く草の葉を摘み取って、その葉に向かって物を読むようにして、カエルの方へ投げやりました。
すると、その草の葉が一直線に飛び、カエルの上に葉が乗った瞬間、カエルは裏返って手足を広げて即死しました。
これを見た僧たちの顔色が変わり、「何と恐ろしい!」と声を上げました。

そして晴明は、隣の誰も居ない部屋の障子を開け閉めして見せて、
外部に面した障子の外側に設置された、畳一畳もある大きな格子状の重い蔀(しとみ)という建具を、上下にバタンバタンと動かして見せました。

(中略)

「カエル」とは、古典では「かわず」であり、「川に住む衆」を暗示します。
つまり、京都の町に住むことが許されない、川の岸にしか住めない可哀想な人々であり、差別されて大変な目に遭っていた人々だった可能性。

そして、晴明がカエルに向かって投げたのが「草の葉」であり、そしてカエルは死んだと明記されています。
この晴明が使った「草」とは、古典では「民草」(たみくさ)であり、使役される人を暗示します。

そして、安倍晴明の生まれに、戸籍の無い人々である当時の「カラス族」との関係が散見されます。
カラス族 = 神武天皇を導いた忍者部隊、傭兵を意味します。

この教科書には出ない、歴史的な暗部の知識から、上記の貴族が書いた宇治拾遺物語を読みますと。
・ 晴明はんは、強い忍者部隊をお持ちと聞いてますが、本当ですか?
・ 「まあね、持ってますよ」
・ どれくらい強い忍者なのか、見てみたいどすわ。
・ 試しに、庭の向こうに見える川の輩たちが目障りで嫌なんどすわ。
・ 「まあ、何と罪作りな僧なんでしょうこと、笑。 では、やって見せましょう」

晴明が手で合図するだけで、晴明を隠れて守護していた忍者たちが、どこからともなく現れた・・・。
そして、事が終わると、忍者たちは障子を閉めて、消えた。

以上はあくまでも歴史的な夢想です。


古典に視る安倍晴明 2023-08-24 12:36:35

昔、安倍晴明は、皇居(朝廷)の中に在ります警備に当たる役所の中で、占い・天文・時・暦の編纂を担当し、朝廷と国家を霊的に守るための陰陽師の組織の中で教授職に就任していました。
教授である安倍晴明は、陰陽師たちへの指導時間以外は、皇居の中を自由に散歩しながら、鬼門に集まる鬼たちを祓い結界を張るのが日常の仕事でした。

ある朝に安倍晴明が皇居の門の辺りを散歩していますと、威勢よく先払いをさせながら豪華な牛車に引かれた「屋形」(やかた)に乗る貴族が皇居に参内(さんだい)して来ました。
晴明が「さて、どこの貴族かな」と観ていますと、まだ若くて華やかで、顔立ちも美形の青年の貴族が牛車から降りて来て、御所(天皇の住居域)の内裏に向かおうと歩き出しました。

ふと、晴明がその貴族の頭上の空を観ますと、式神(しきがみ:陰陽師が使役する呪詛の鬼神)が乗った黒いカラスが青年貴族に向かって飛んで来るのを認めました。
晴明は、その式神の任務を一瞬で読み取り、

・ これはイカン。青年は、殺しの式神を派遣されている。
・ これを放置すると、この式神クラスならば、今夜にも青年は死ぬ。
・ でも、ここで私が青年を助ければ、青年が助かるだけの善徳を持っていない場合、天神の怒りを買うことになる。

そして晴明は、カラスが迫る数秒間の内に、以上の内容を把握した上で、天神に対して青年を助けて良いか? とお伺いを立てます。
答えは、OKでした。

ちょうどそれは、カラスが呪いのこもった糞を青年の頭上に向けて投下してしまった瞬間でしたっ!
晴明は、その呪いの糞が青年に当たる直前に「ふんっ!」と気合を掛けて、青年に当たるのを阻止してその足元に落としました。

青年貴族は足元の糞に「あっ!」と言って飛び退き、安堵しながら飛び去るカラスを見ました。
そして晴明は、青年貴族に近付いて行き、話し掛けます。

晴明は、自分が朝廷の陰陽寮の教授職であることを告げて、
・ 急に、偉そうなことを言いますが、我慢して聞いて欲しいことがあります。
・ 今日は御所に入るのは止めて頂きたいのです。
・ あなたは今、それどころの状態では無くて、今夜にも命を落とす可能性が高い。

・ あなたの悩みは全て、私は把握しています。家族関係の遺恨のことについてもです。
・ 私は、ここに居合わせるように天の命令を受けて、あなたを助けるために、ここに居る縁を持たされました。
・ あなたが素直に受けるならば、今からあなたの家に同行して、あなたを助けたいと思います。

このように晴明は、青年に申し出ました。すると青年は震えながら、
・ どうも図星(ずぼし)のようです。
・ 恐ろしいことです。それならば、どうか助けて頂きたい。

青年には、思い当たることが有ったようです・・・・。 (いつか続く)

ーーーーーーーーーー

青年貴族から「助けてください」と頼まれた安倍晴明(あべのせいめい)は、深くうなずき、青年貴族の牛車に二人で乗って貴族の屋敷へと向かい、夕方頃に着きました。

そこは、高い平垣と門で囲われ、広い敷地に幾つもの豪邸があり、何世代かの親族がそれぞれに分かれて住むという豪勢な屋敷でした。
その中に在る青年貴族の私邸に入った晴明は、家内の全ての部屋を見て回り、その場に居た魔物を次々と祓いながら居る部屋を選びました。

選んだ和室の四方のフスマを閉め切り、晴明は結界を張り、青年貴族を側に座らせました。そして、
・ 今夜が敵の呪詛の山場です。
・ これから一夜、私の側から絶対に離れないでください。
・ 今から敵への呪詛返しの秘技を徹夜で始めます。
と晴明は告げました。

どんな相手にも、何事にも瞬時に対応を済ませている晴明が、徹夜で行に入るということは、その呪詛を出した敵の陰陽師がただ者では無いことを意味していました。
大金で呪詛を請け負うような崩れ陰陽師で、しかも強い法力を持つ者とは、京都広しと言えども晴明には既に相手が視えており、そのためにこれは決して油断が出来ない相手と判断をしていました。

夜を通して晴明の加持祈祷は続きました。
すると明け方の頃のことです。屋敷の門を叩く人が来ました。
それは、ある陰陽師から、至急で青年貴族の家に行き、口頭で伝言を届けて欲しいと頼まれた使いの者でした。
それを聞いた使用人の案内で、その人は青年貴族が居る家の玄関の前に立ちました。

それから、玄関の内側に、晴明と青年貴族、そして屋敷全体の主(あるじ)である舅(義父、朝廷高官の貴族だった)が立ちました。
そして、使いの者に対して、陰陽師からの伝言を話すように命じました。
使いの者の言うには、

・ この同じ敷地内に住む、もう一人の青年貴族である相婿(あいむこ:妻同士が姉妹)から、大金を条件に青年貴族の呪殺を頼まれた。

・ その依頼の内容は、主である舅が、青年貴族ばかりを仕事が出来ると褒め称えるのが嫌だった。
また、同じ敷地内に住むがゆえに、青年貴族の奥さんが自分の嫁よりも美人であることを日々に見るのが辛かった。
そのために、青年貴族さえ死んでくれれば、という思いが募ったと言うことだった。

・ こういう事情で人を暗殺しては生けないと心が迷いましたが、大金に目がくらみました。
そして昨日の21日間の呪殺祈祷の満願の日に、強力な最後の呪詛の引導の秘法をカラスに憑けて送り出しましたが、これが想定外なことに、誰か、どなた様か防御で分からない相手によって、いとも簡単に返されてしまいました。

・ 既に今は、呪殺の式神が我が身に帰り、私自身を調伏(ちょうぶく:心身を霊的に噛み砕くこと)をし始めています。
私の命は、あと数時間で絶たれることだと思います。

・ 今回は、しては成らぬことを青年貴族にしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
地獄に落ちる前に、せめて最後の謝罪をしたかったということです。
そして、どなた様か最後まで私には分かりませんでしたが、上には上が居ると最後に思い知りました。
今回はお手数をお掛けして申し訳ございませんでした。
(以上)

以上の伝言を聞いた晴明は、青年貴族に向かって言いました。
・ 昨日は私と門で出会うことが無ければ、あなた様はこの陰陽師のように今日に死んでいたことでしょう。
・ これからも天神と先祖に感謝を忘れずに、舅様を支えてください。
  (舅は、前から安倍晴明のことは知っていた)

全てを聞いた舅は、暗殺を依頼した相婿の青年貴族を、直ぐに叩き出しました。
そして晴明に涙を流しながら、長年の家族間の相克の悩みが有った事実を話し、たくさんの謝礼を渡し、それでも感謝しきれないと言って喜んだとのことです。
後日に、その呪詛の陰陽師が亡くなっていたことを、青年貴族は確認したとのことです。



笹竹と文字を書いた札を使用することから、これは陰陽道(おんみょうどう:国のカレンダーを管理した国家公務員の呪術師集団)の影響も感じます。
安倍晴明なども、七夕の習慣を広めた一人でしょう。



安倍 晴明(あべの せいめい。921年2月21日ー1005年10月31日)は、平安時代の有名な陰陽師(おんみょうじ)です。
陰陽師は、古代日本の国家官僚であり、学術的な研究官職の1つでした。陰陽五行思想に基づいた学問と天文学を国費で研究しました。

つまり、映画などで知られている正体不明な山師的な存在では決してありません。
家柄的にも百人一首に和歌が選ばれている著名な学者・阿倍 仲麻呂(あべの なかまろ)の子孫の家系です。


ただ、幼少からとにかく不思議人間でした。
安倍晴明の父親が上賀茂神社で陰陽道の修行をしており、京都の山々で修行中に山中で、妖艶な女性(正体が白い狐。名前が「葛の葉」)と結婚して産まれたのが晴明だと伝承されています。
そのように言われるほど生まれながらに不思議な人だったということです。
では、安倍晴明が不思議人間だったエピソードを紹介します。

* 母親が白狐だったために、4歳を過ぎたころから地中の虫を掘り出して食べる癖があった。

* 10歳の頃、住吉大神(海の神様)の大祭に参拝した時、海岸で子供たちに虐められていた亀を助けて龍宮城に連れて行かれた。
そして、動物たちの言葉が自在に理解できる玉と、「年齢を左右する箱」を乙姫様から授かります。
晴明が龍宮城で一夜を過ごし戻りますと、地上では9年の時が経っていたとのことです。

まさに浦島太郎の原型は、安倍晴明だったのです。
この舞台は、京都の籠神社(このじんじゃ)のことだと感じます。つまり、日本海の深海に龍宮城が存在します。ここは天女が舞い降りた(宇宙から)、天の羽衣伝説(あまのはごろもでんせつ)の舞台でもあります。
籠神社は、封印された前文明である白山文明の頃から存在する日本最古の神社とも言えます。

* 晴明は幼少の頃から小さな鬼(30cmほどの眷属神)が友達であり、自分の使い走りに使用していました。
その天性の才能を賀茂忠行に見込まれて、やはり父親の縁で上賀茂神社で陰陽道を学びました。(『今昔物語』より)

* 安倍晴明が結婚してからも、晴明の式神(しきがみ:鬼の眷属神)も一緒に憑いて来て、奥さんと同居していました。
しかし、おひつの御飯を勝手に食い散らかすわ、部屋や廊下をキャーキャーと走り回るわ、便所の穴を下から覗いて笑っているわで、奥さんは半分ノイローゼになってしまいます。

怒り心頭に発した奥さんは、自分と離婚するか、式神を手放すか、はっきりして欲しいと晴明に迫りました。
これに困った晴明は、さすがに奥さんを優先することにして、式神たちを一条戻橋の下に隠しておいて、必要に応じて呼び出して使役していました。(『今昔物語』)

晴明は、子鬼たちを橋の下に連れて行った時、
「お前たちが騒ぐから、こんなことになったんだぞ」
「いいか、お前ら。これからはここで自分で稼いで飯を食え。わかったな」
と言いつけて去りました。

(中略)

* 晴明は熊野の那智の滝で千日の行を行ったとされており、晴明の前世は大峰の行者だったとされます。(『古事談』)

安倍晴明には、役 小角(えん の おづぬ。634年ー701年)の転生因子が一部に入っていることを感じます。役行者は、飛鳥時代から奈良時代の呪術者であり、修験道の開祖です。
やはり安倍晴明のように生まれながらの不思議が有る人は、過去生から継続している因子を持っていると言えます。
京都は、魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)する、不思議な閉じられた盆地だったとも言えそうです。



今朝にふと浮かびましたことは、安倍晴明(あべのせいめい)のことでした。平安時代の大陰陽師であり大呪術師です。
その正体は、父親が京都の上賀茂神社の賀茂氏の家系であることを見ましても、政治を陰から動かす実働部隊としての「忍者」の側面が安倍晴明にはあると言えます。
時の天皇を陰から守護する組織の一人でもあったと感じます。

安倍晴明の子孫の流れを夢想しますと、出て来る名称に「長州藩」が脳内に浮かびます。
まさに明治維新に関わる長州藩です。
そして、長州藩に縁する政治家は、近代の日本政治の大半と言えるほどに多いのです。
安倍晴明の「安倍・アベ」という苗字が興味深いです。
現総理と、同じ苗字ですね。

安倍晴明と現総理の家系との実際の関係は知りません。今から千年も前の人物と、家系との関係などは誰にも分からないでしょう。
しかし、私は苗字につきましては、たとえ血縁は関係なくても、それを名乗る「縁」というものが大きいと霊的に感じます。
養子縁組や結婚でも、その人の苗字が変わりますと、その人の性格や健康や運命も変わることを多く視て来ました。誰にでも名乗る家系の因縁というものが存在します。

安倍晴明が現代に蘇り、現総理の陰に居ると夢想しますと興味深いです。


京都は興味深かった 2011-06-13 19:19:01

京都での用事を無事に終え、京都滞在中の合間に三社ほど由緒深い神社を参拝いたしました。
京都は、鴨(かも=賀茂)川沿いに霊的中枢、いや日本の霊的背景の秘密が在ると感得しました。
中でも上賀茂神社(かみがもじんじゃ)は、陰陽道を学ぶ以前の安倍晴明にも霊的影響を与えた、陰陽道の霊的本家本元だという啓示を受けました。
今の上賀茂神社には、陰陽道の宣伝は消えていますが、霊的な陰陽の実践的な息吹が、今でも生きているのを感じました。


今神道(いましんとう) 2008-05-04 00:02:36

今回、「今神道」を手にした時は、また自称者が沢山出ているのかなと思いながら雑誌を眺めていましたら、久しぶりに実際に力の有る方が、一名だけ居られました。
これは、私には意外でした。 この方は、安倍晴明が使役した式神と通じている方だと観えます。 現代の時代には珍しいです。 これからの太陽霊光の時代に、どの様に変化されて行くのか、私は関心を持ちました。

関連コメント

安倍晴明と並んで術師だった芦屋道満は何者なのでしょう???
清明が皇室貴族の味方であったが、道満は庶民の味方であったと聞きました。本当は、皇室内での派閥争いで戦ったと言う事でしょうか???
道満は派閥的には負けたが(それとも協力者??)、何か(呪術や結界)を残していると思いますが。。。。???

..........その視点は言えます。
2023-09-12 02:35:58


ええぇなんか、イメージが全然違ってショックを受けております。晴明さん、そんなことやれる人格だったのですか。安倍とは出雲系ですよね。カラスとは天皇家を補佐する人達。天皇家を陰ながら支える誇り高い人達。というイメージでした。【古典に隠された暗部 2023-09-07 12:45:48】

........だから、皇族の僧侶からの命令だった。

安倍晴明も、非常に困った。
2023-09-11 15:22:17


安倍晴明やカラス族は、河原者に対しても、差別やわるさをしないと思っていましたが、そうではなかった。
古典に隠された暗部 2023-09-07 12:45:48】
安倍晴明やカラス族は、そういう人達の味方ではなかったのでしょうか?

。。。。誤解です。

誰が頼んだか?
ここがカギです。

他の人の頼みならば、晴明は拒絶した。

命令に従うのは、カラス族の宿命です。
2023-09-07 14:57:52


安倍晴明に関係する神社に東京都葛飾区立石の五方山熊野神社が御座います。こちらは都内では唯一、安倍晴明公が勧請した神社として知られており、神社の敷地は陰陽五行説に基づいた五角形のかたちになっております。

質問は、果たして安倍晴明は実際にここまで訪れていたのかという事です。京都の陰陽師である彼が、当時田舎であった関東までわざわざ遠征していたとは考えにくいですが、もし実際にやってきていたとしたらロマンがあるなと思います。

............弟子筋が来たと思いましょう。
2023-08-30 03:09:45

ーーーーーーーーーー
タテ石五方山熊野神社の近所に居るものです。
以前から聞いてみたかった、本当に晴明が?という質問が出て返答頂きありがとうございます。解答に弟子筋が、とありそれも何故だろうと思います。
弟子筋だったとしても、それはその弟子本人の発起だったのでしょうかという何故が残り。
あ、、弟子の発起
い、、晴明に命じられ
う、、朝廷に命じられ

........う

理由は何でしょうか。
え、、すぐ近くに時々氾濫してた川があります、水害対策と物流(川は昔の高速道路)の拠点。
※この川は近年にバイパスを作られてから一度も溢れなくなりました。
お、、関東と東北を抑える祈祷場、中継地

か、、晴明は未来記を読んでましたか?東の僻地ですが、将来の遷都を見据え拠点として整備しておこうという意図がありましたか?三十間五角(一辺が約55mの正五角形)の敷地の頂点は真北では無く、東北の鬼門金神に向けています。当時はメートル法では無かったのに、5角形に55メートル、とは、未来のその時、に合わせたかのようです。

。。。。。お
2023-09-10 23:52:46


この一連の晴明の呪詛返しの古典話ですが、ある貴族の親族間の揉め事だったということで一件落着しているようですが、もともとは晴明が皇居を散歩しながら霊的防御をしている時に、晴明のアンテナに触れたのですよね。
古典に視る安倍晴明 2023-08-24 12:36:35】
もし、晴明のようなレベルの高い陰陽師がおらず、青年貴族に式神のカラスの糞が付いたら、その夜に青年貴族の命が奪われたで終わったのでしょうか?

.........はい。

糞が付いた青年貴族は、一時的に糞の汚れを取ったとしても呪詛の磁気を受けたまま皇居内に入ることになったのですよね?

。。。それはまた別の問題。
宮中を守る眷属神が来ます。
足が止まって、腹痛で動けなくなるなどある。

そう思うと、このお話には、貴族の親族トラブルの呪詛に乗じて、魔物が皇居に侵入しようとしていたという、もう一つの見えないストーリーがあるのかなと思いましたが、考えすぎでしょうか?

。。。。宮中を守る眷属のほうが怖い。
そのために宮中三殿で、日々の防御の神事がある。

一人の陰陽師だけで結界を破るのは無理。
2023-08-29 15:40:36


1.大金に目がくらみ呪殺を請け負った陰陽師は、死後どうなったのでしょうか?
罪もない人を殺そうとしたことは、掟破りなので、死の直前に良心が許さなくなり「相婿に命じられ、私がやりました。」と告白したのだと思うのですが、死後も自分の良心が許さず地獄に逝ったのでしょうか?
(続)古典に視る安倍晴明 2023-08-25 12:39:28】

.........地獄に落ちて、生前に使役した式神にお仕えします。奴隷修行です。

2.相婿は、家を追い出され、その後、どうなったのでしょう?
自分が命じたが為に、陰陽師が死んだわけですから…余生、改心しましたか?

。。。。何をしてもダメな男で、最後は憤死。
2023-08-29 14:39:58


安倍晴明の魂はどうなりましたか?転生者はいますか?

。。。アノ世に居ます。
2023-08-28 15:20:46


愚問かも知れませんが、「ここで私が青年を助ければ、青年が助かるだけの善徳を持っていない場合、天神の怒りを買うことになる。」【古典に視る安倍晴明 2023-08-24 12:36:35】
これは、リーマンさんのように霊能力を持ってそれを使うような特別な人の話ですよね?

.........そうです。

例えば、一般人がたまたま居合わせて命を助けたり、自殺したい人を止めたりすることは普通に縁での善行なのですよね?当人にとっても善徳があったから、そのような縁を持てたと考えて良いですよね?

。。。。。OK

神力を使う時だけ、相手の善徳の有無を視なければ生けません。
これがオキテです。
2023-08-25 01:34:45

ーーーーーーーーーー
永久の魂が蓄積してきた善徳の量が、何をするにも左右するのですね。天神の怒りを買った場合には、青年と清明とその周囲全部に、怒りの作用が及ぶのでしょうか???どうなるのですか???

。。。。晴明が罰を受けます。
霊力の取り上げ。

助けた相手は、後から、自業自得に進みます。

因果の不公平が生じないように、天神は均します。
2023-08-28 15:23:05


安倍晴明はまた転生しているのでしょうか?

。。。。今は、守護霊としての活動。
2016-07-22 14:16:51


写真は晴明さんですか?右下にいるのが鬼さんですか?何故鬼の尻尾に火がついてますか?夜暗いときに灯りを灯してましたか? 【京都と裏話 続きエピソード 2016-07-21 11:48:50】

。。。。鬼火です。式神・眷属神は、霊的な火を持ちます。光ります。
2016-07-22 14:04:32


福井県の名田庄と言うところにも安倍晴明の縁がある場所があると何かで読みました。この場所にも晴明が居たのでしょうか?

。。。。。京都に近いから、行動範囲でしょう。
2016-07-22 13:59:42


安倍晴明公の母君は葛葉稲荷の白狐の化身とは、本当ですか? 晴明が五歳の時に母親の正体を見てしまい、母君は泣く泣く和泉の森に帰ったそうです。 この話は歌舞伎の題材にもなっています。

。。。確かに人間の女性なのですが、もう顔がキツネ顔の女性です。
コ~ンと言いそうです。
やはり、狐霊の転生者です。
2014-09-18 14:33:28



  • 最終更新:2023-09-21 12:08:57

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