周利槃特(シュリハンドク)

周利槃特(シュリハンドク)について
テーマ元へ 悟り
目次

関連記事


アホと言いますと、伝説のアホである「レレレのおじさん」の原点・シュリハンドクです。釈尊の直弟子です。(過去記事【何かに専念することは幸福を呼びます 2012-01-09 11:06:33】)
シュリハンドクが悟りに至る過程には、「受け身の行徳」がありました。
ハンドクの周囲の人間は、ハンドクに自分のストレスをぶつけてもいました。ハンドクが怒らないことを良いことに、イジメもあったのです。要は、気を使わずに済むハンドクが気楽だったのです。
ハンドクはこれを「受け流し」ながら、ひたすら「明るく」ゴミ掃除を遂行しました。その中で、「一寸の虫にも五分の魂」が宿るがごとく、低い知能でも見性(けんしょう:内在神に目覚める)したのです。
イジメられて、イジメられて、その中で真理を見るのです。明るく遂行したことが、その条件でした。



「日常生活の中には、いくらでも自分の精神性を高める「場」が無限に在るのです」
これは、専業主婦も家庭が修行の場に成りますし、引きこもりニートでさえも不安感の中でも懸命に悩んで生きれば明かりが射し、それが修行期間だったと後で言えるようにもなりえます。
有名な話では、漫画「天才バカボン」に出てくる「レレレのおじさん」です。
このキャラクターは、仏典に登場する周利槃特(シュリハンドク)をモデルにしたと考察されるような類似点があります。

(中略)

ハンドクは過去生の修行者だった時の縁により、釈尊の信者になれました。
しかし、あまりにも頭が悪くて何も出来ないために、釈尊の集団から追い出されようとしていました。
これを知った釈尊はハンドクを呼び、1本のホウキを持たせて「とにかく掃除しなさい」と言いました。
それからハンドクはひたすら「レレレのレ~」と掃除することだけに何年も何年も専念しました。

するとある日、
「汚れが落ちにくいのは人間の心も同じだ。しかも日々汚れは掃除すれば増減し、変わる。」
「だから人間の心も、いつでも必ず変わることができるのだ。」
とハンドクが深く思った時に、過去生の他人を罵倒した垢のフタが心から落ち、聡明な頭脳がよみがえったのです。(以上は、私のリーディングです。)

目の前の物事に、バカになってひたすら専念すればセレンディピティ(【大切な心に気付けば変われます 2011-12-31 11:17:21】)が起こる(来る)のです。
これは悟りでも、まったく同じです。

関連コメント

シュリハンドクさんは輪廻転生を外れたのでしょうか?悟りには達したようですがそれは輪廻から外れたと同じという認識でよろしいでしょうか?

。。。。はい。
未だに、再転生はしていないです。

シュリハンドクさんは今はどうしてますでしょうか?どこかの星に生まれ変わっていますか?それとも天から未来の人類をご覧になって居ますか?

。。。。涅槃に居ます。
2023-12-06 14:35:57


シュリハンドクさんは悟りを開けたとありますが、今日の話の中で機が熟したタイミングで呼ばれる弟子としてシュリハンドクさんは釈尊より実際に直接説法していただけたのでしょうか?その場合、シュリハンドクさんにはどのようなアドバイスをされたのでしょうか?【相手に言う機会を「待てる能力」の有無 2023-10-05 00:03:45】

それともシュリハンドクさんは釈尊の手を借りずに自力で悟ることができたのでしょうか?

...........釈尊に過去生の原因と、掃除を懸命にすることを直に指導を受けた。
2023-10-10 01:10:45


質問です。釈尊には多士済々のお弟子さんがいらっしゃいましたね。
その中でもアホの覚者、シュリハンドクにはとても共感を覚えます。彼の魂も現代で学んでいるでしょうか

。。。。現代人の多くの人間に彼の因子が転写しています。
2013-06-20 17:08:04


リーマンさんがアーナンダさま(釈迦の直弟子=リーマンさんの前世)だったころハンドクさんとの交流があったとおもいます。よろしければ、そのころのエピソードをお聞かせください。

。。。ハンドクは、最初はイジメられてストレスから、皮膚病に成っていました。
これが掃除を繰り返す内に、皮膚がキレイに成って行きました。
2012-04-28 14:36:04



  • 最終更新:2023-12-15 12:02:57

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード