即身成仏(そくしんじょうぶつ)

即身成仏(そくしんじょうぶつ)について
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自分自身が安心した神仏「だった」ことに気付くこと。
つまり、「即身成仏」(そくしんじょうぶつ)のエッセンスが端的に説明されています。



優しさとは、思いやりの心であり、慈悲(じひ)という崇高な気持ちです。
そして、優しさを持つ人とは、最高に強い人間でもあるのです。
上記の例を見ましても、心の優しさが現実的に肉体的な強さもプレゼントしてくれます。
優しさとは、十一面観世音菩薩そのものの正体です。慈悲と憤怒の強さを兼ね備えた観音様なのです。

私たちも、自分の生活の中で優しさを意識し続けますと、自分の心に内在する観音様が発露をし始めます。どこか他所から観音様が飛んで来るのでは無いのです。
すでに自分に内在する観音様を出すことが、空海さんが仰った即身成仏(そくしんじょうぶつ)と言う、人間が“生きながら”菩薩・如来様にも成れるのです。
人間は、心の外側ばかりに良い物を探しますが、実はすでに求めるべきものが内在しているのです。あとは自分で気付く・自覚するだけです。


近すぎて見えない 2011-11-16 11:30:03

心の外側に崇高な存在を求めることは、自分には崇高なものが無いという裏返しです。心の深層では、自分はダメだと日々言い聞かせることに成ります。
だから、自分の心の外側にある、他人や品物に頼る行為は、ほんとうの自信(自神)を無くして行くのです。

だから、どんな教えでも大切なことは、その崇敬対象が自己の中にも内在するという視点です。
人間は、神仏が自己の中に内在して、それと生まれながらに元々一体だったことを深く理解出来た時、非常な安心感と強さを持つのです。
これが、空海さんが仰った即身成仏(そくしんじょうぶつ:生きながら仏に成る)の意味です。
内在する神仏を深く自覚できた人は、その人自身が輝き始め、その人生も輝き始めます。
自分が迷う時は、必ず他者に頼ろうとしていたことを、思い出しましょう。



次に、太陽フレアが更に巨大化すれば、次は金星の霊的成分が地球に融合して来ます。
これは、まさに空海(金星の精霊)さんが目指した、即身成仏(そくしんじょうぶつ。生きながら仏に成る)。または、神人合一(しんじんごういつ。人類の内在神の発露。)を、金星の霊的成分が起こさせる様相を感じます。
これが、これから地球に始まるでしょう。
その代わり、大きな太陽フレアが発生することが条件です。地震や異常気象などの自然界の異変もともないます。



心から生かされている事に感謝をした時、その人の細胞は躍動し、輝いています。全ての細胞が喜び輝けば、その全身が薄黄色く光るように見えます。

これが空海さんが提唱した即身成仏(そくしんじょうぶつ)、つまり生きながら聖なる仏に成ることです。仏像が金色に塗られる理由でもあります。
生かされている感謝に気付き、細胞が躍動している人間は、昔から薄黄色く光るように見えたのです。


自分色を大切に 2008-12-28 13:05:26

空海が残した霊的磁気の行法では、個人には霊的個性が
強過ぎて、悟りに至る事が出来ないのです。
悟りとは、あくまでも自己の内在神との合一であり、他人は
関係ない事です。
空海には有効な行法であっても、個人には数段下の限定され
た小さい霊的世界での邂逅(かいこう)体験をするのが関の山
です。 これと即身成仏を混同しては生けません。


素直に成りましょう 2008-10-21 18:41:50

空海さんが一番伝えたかった本意は、生きる人間が生きたまま「即身成仏」に成れることを伝えたかったと。
これは今、生きている人間が、そのまま生き生きとした黄金色に光り輝きながら生きる、み仏の様な尊い存在で既に有る事を思い出す方法だったとの事です。
しかし、千年以上も経過すると、人間に一番広め易く求められ内容は、奇異な事や秘密、得をすると人々が受け取る事ばかりが誇張されて広まります。
だから、即身仏へ到る為の途中の行法ばかりが誇張され、学問化されてしまい、本道から離れてしまったとの事です。
だから、現在の密教を一生懸命に追及しても、誰も即身仏には成れないと伝えます。
つまり、本来の目的では無い呪文や術法ばかりが研鑽され、人間性を磨く為の教え消えてしまったとの事です。
即身仏に成るためには、心の内面の豊かさが拡大して初めて枝葉である行法が発動し機能するとの事でした。



  • 最終更新:2020-06-09 21:43:10

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