ラマナ・マハルシの言葉(No.1〜No.10)

ラマナ・マハルシの言葉 No.1〜No.10について
目次

No.1

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不滅の言葉 No.1 2013-07-08 10:39:00

(ある放浪する苦行者の質問)
私は、この全世界が神様で出来ているということを、どのようにして証明することが出来るのでしょうか?
このような漠然とした、証拠のない疑問を晴らすために今まで私は努力して来ました。

(マハルシ)
もし、あなたが、「知恵」について、自分でその本質を知ることが出来たならば、
あなたは、「あらゆるものに神は存在する」という、世界中が神自体である世界観(真理)を見つけられるでしょう。
しかし、至高の霊性(自分の心の最奥)を知ることなしに、あなたは、どのようにして神がすべてに行き渡っていることを見つけられるのでしょうか?

(感想)
「誰が、それを心配しているのか?」を観察します。
「それを心配する自分は、本当の自分なのか?」を観ます。
本当の自分とは、そんなことで心を痛める存在なのか?を思うことです。
これを生活の中で行うだけでも、その人間の運命は改善するのです。

No.2

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不滅の言葉 No.2 2013-07-09 10:21:53

(質問)
知覚の性質(正体)について教えてください。

(マハルシ)
人間は、たとえどのような状態に在ろうとも、知覚はその「状態」(環境)の中でのことなのです。

その理由は、目覚めている状態では、粗雑な身体が、粗雑な名前と形を知覚しています。

そして、夢を見ている状態では、心の霊体が、さまざまな名前と形を持った、心の創造物を知覚します。

そして、夢のない深い眠りでは、身体との同一視が失われているために、知覚はありません。

そして同様に、自分の心のブラフマン(内在神)と一体化した超越的な状態では、
その人間は全世界と調和の中に存在するために、
その人間の真我(内在神)から分離したものは、この世界に何も存在しないことに成るのです。

(感想)
「夢のない深い眠りでは、身体との同一視が失われているために、知覚はありません」
つまり逆に言えば、
自分=肉体である。
自分が(我)、何々~という名前の物を見ている。
自分は今、何々と呼ばれる形を見ている。
このような感覚を持つ間は、痛みや苦しみ、欲情、・・・・などの「知覚」が発生します。

(中略)

(1) 本当の自分は、肉体では無い。
(2) 本当の自分の正体は、痛みや、快楽や、悩みに左右されない、影響されない、負かされない、存在である。
(3) 本当の自分の正体は、霊であり、内在神である。

そして、自分自身が「霊」である認識の段階が上がり、
本当の自分は、常に、今でも、心の内在神の中に「存在している」。
この状態に成れますとその人間は、常に絶対安心、完全なる調和、を維持したままコノ世で生きることが可能に成ります。



「では、コノ世だけでの肉体から生じる喜怒哀楽には意味が無いのでしょうか?」
「早く肉体を捨てて、霊に戻っても良いのでしょうか?」
このような解釈をされる方が散見されました。
これでは読みが浅くて誤解です。そうでは無くて、

(4) 期間限定(寿命・人生)だからこそ、逆に思いっ切り走ることが出来るし、これをワザワザ全員がコノ世に体験しに「来て」いるのです。
永遠に続くマラソンなら嫌ですが、たったの100m(年)です。直ぐに終わります。

(5) 自分の本性が、霊であり内在神だからこそ、コノ世の肉体次元のどんな物事にも悲しむことは不要なのです。

(中略)

(6) 今すでに誰でも、自分の心は常に完全に保護された、絶対に安全な位置(次元)から、
コノ世の喜怒哀楽を体験している最中だということなのです。
悪い夢から「目覚め」ますと、ずっとフカフカお布団の中に既に自分が居たことに気付くようにです。


No.3

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不滅の言葉 No.3 2013-07-14 11:54:50

(質問)
幸福の本当の性質(正体)について質問がありました。

(マハルシ)
もし幸福が、外的な原因と自分の所有物の結果であると考えるならば、
人間の幸福は、所有物の増加とともに幸福も増え、品物の減少に比例して幸福も減らなければならないという結論を出すことは自然なことでしょう。

すると、もし人間が所有物を欠いているならば、その人間の幸福は一切無いことになるでしょう。
これは人間の実体験では本当に正しいことなのでしょうか?私たちの経験と一致するのでしょうか?

深い眠りの中では、人間は自分の身体も含めて、何も所有物を持ちません。
しかし不幸どころか、まったくそれで人間は幸福なのです。
人は全員が、熟睡することを望んでいます。

つまり結論は、幸福は人の中に本来備わったものであり、外的な原因(環境・品物など)によるものではないということです。
人間に生まれつき備わっている純粋な幸福のトビラを開くためには、
人は真我(内在神)を認識(実現)しなければならないのです。

(感想)
この章で聖ラマナ・マハルシは、人間は自分の内在神(真我)に気付けない限りは、真の幸福を知ること、体験することが無いと断言しています。
ラマナ・マハルシは、内在神とは想像物では決して無くて、物理的な肉体の右胸に実在すると断言しています。

(中略)

人間は、自分では以上のことを自覚できなくても、自分の右胸に対して
「自分が生かされていることへの感謝」を日々に思うだけでも人生が変わります。
心臓の位置には、先祖の遺伝子の集積(霊)が存在すると思って、心臓にも感謝をします。
古来から言われます、「自分の胸に手を当てて聞け」とは本当に真理だったのです。

No.4

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不滅の言葉 No.4 2013-07-15 11:32:52

マハルシは、ある教育を受けた若い男性に尋ねられました。

「あなたは、どうして心臓は右側にあると言うのですか?
生物学者は、心臓は左側にあると言っています」
その若い男性は根拠を求めました。

(マハルシ): まったく、あなたの言う通りです。

物理的な器官は左側に在ります。そのことを私は否定しません。

しかし、私が言うところの「心臓」(ハート)というのは肉体的なものではなくて、それは右側にしか存在しえないのです。

それは私の「体験」からのものであって、私にはそれ以上の根拠は必要ありません。

ただ、それでもなお「アーユルヴェーダ原典」や「ウパニシャッド物語」の中に、その証拠を得ることができるでしょう。

そしてマハルシは、「ウパニシャッド物語」の中から引用文を読み上げ、「アーユルヴェーダ原典」からの一節を繰り返し読み上げました。

(感想)
男性よりも女性の方が乳首が大きいのは、子供を産むために「生命力」が男性よりも強いと言えそうです。男性が女性化しようとして、外科的手術やホルモン剤を使用して乳房の再現は出来ましても、乳首の形成は難しいでしょう。
従って、女性同士でも乳首が大きい女性ほど生命力が強いとも言えそうです。
内在する生命エナジーの発露は、肉体上にも特殊な形状を形成させています。

今日の話で重要なことは、
右胸には神気(内在神)の重要なポイントが存在し、
左胸の心臓には、肉体と霊体の重要ポイントが存在するということです。
そして、自分の気持ちや思考が、常に胸に届いているということを知って置きましょう。
自分の両胸に日々の感謝を送ることは、とても霊的価値と意味が在ることなのです。


関連コメント

乳首では無く乳房ではないでしょうか?

。。。いえ、乳房は小さくても、乳首が大きい女性はおられるでしょう。
先端のことです。
2013-07-15 11:55:57


乳首を大きくするにはどうしたら良いですか?

。。。。これっ!そのような後天的な作為では意味がありません。
あくまでも先天的な問題です。
ただ、アスリートを目指す女性は、乳房が小さくて、乳首が大きければ、持久力が高いかも知れません。
2013-07-15 13:27:37


生命力に関係するのは、乳輪の大きさではなく、乳頭ですか?

。。。乳頭です。
小さくても問題は無いです。
2013-07-15 18:55:04


胸でおこっているメビウスのような回転は、今日の記事の絵をこちらから見て、右回り左回りどちらに回っているのでしょうか?

。。。自分側から見て、右回転です。
2013-07-15 20:38:19

No.5

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不滅の言葉 No.5 2013-07-16 11:42:10

技術者であるフリードマン氏は、「神の恩寵」というテーマについて述べました。
「海に飛び込む塩で出来た人形は、もし潜水服を着ていても守られることはないでしょう」

ラマナ・マハルシは、それはとても良い比喩であり、素晴らしいと笑顔でほめました。
更にマハルシは付け加えて言いました。
「肉体こそが、潜水服なのです」 と。

(感想)
私たちは、心と内在神(良心)を、自分の肉体の中に大切に守っていましても、ささいな外部(他人)からの刺激を簡単に通過させて、自分の心身を傷めているものです。
肉体(潜水服)を着ていましても、自分の心を完璧に守ることが出来ません。

ただ言えますことは、潜水服(肉体)のメンテナンスをこまめに行う、手入れをする、ミガク、・・・・このような日常生活は、体内(潜水服内)への「漏水」(漏電)を遅らせることが可能です。
時間限定の潜水時間(人間の人生期間)には、嫌な外部刺激から健全な肉体が心を守るのは真実です。

(中略)

いつか人は全員が、潜水服(肉体)を脱ぐのは確実なのです。
壊れた潜水服でありましても、それを通して見える光景は、貴重な二度と無い風景なのです。必ず良い思い出に変わります。
潜水服を脱いだ心とは、永遠不滅な嫌でも死ねない存在です。

No.6

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不滅の言葉 No.6 2013-07-17 11:06:13

一人の修行者により、常に発生して来る雑念を防止する方法について質問がされました。

(ラマナ・マハルシ):
あなたは、自分の真我(内在神)を忘れている状態で、物事を見ています。
もし、あなたが自分の真我(内在神)に常駐し続けるならば、
あなたは物質の世界に雑念を見ることは無いでしょう。

(感想)
ラマナ・マハルシは、この章で、
「自分の心を、真我(内在神)に常駐させなさい!」
と言っています。
では、どうすれば良いのでしょうか?
先ず、自分の右胸に内在神が存在することを、知識としてで良いですから、意識して見ましょう。

そして、内在神に感謝の気持ちを向けながら、目の前の生活のあれやこれやを静観して見ることです。
そうしますと、今まで気付けなかった色々な「有り難さ」に気付けます。
そして自分の心に、感謝と安心が起こり、自然な安定と集中に居ることが可能に成ります。

No.7

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不滅の言葉 No.7 2013-07-18 10:35:50

「ストートラム聖典」の最後の章に在るような「神の叡智」を人間が身につけた時、
その人はオカルト・パワーも同時に持つに至るのか?という質問がされました。

ラマナ・マハルシは、
「最初から、“神の叡智”だけを目指しなさい。
神の叡智が達成されれば、そのような質問は浮かばないことでしょう」
と言いました。

(感想)
特殊な修行で発生する能力は、すべてが人間の自我から発生しています。
これを発揮すればするほど、内在神は奥に隠れて、修行者の生命力と寿命、相談者の生命力と寿命も削って行くのです。
自我の増大は、必ず色々な交換条件を呼んで行きます。

はした金のために、修行者も相談者も、縁ある家族の生命力も自我に食われて行きます。
面会する色んな有料伝授や霊的ヒーリングも含めて、そのような行為を「売る」先生こそは、巨大な自我のカタマリなのです。
霊眼で視れば、恐ろしい引力・陰力・マイナス力を、先生も知らずに売っています。
「無知の罪」とは、輪廻、死後の行き先にも悪影響を残し、縁ある子孫にも迷惑を残して行きます。
オカルト・パワーなどには、絶対に近寄っては生け無いのです。

ラマナ・マハルシは、真我(内在神・叡智)を達成すれば、オカルト・パワーなどへの興味自体が失せるだろうと返答しています。
これは、まさに経験・体験すれば分かる答えなのです。
では、ラマナ・マハルシはオカルト・パワーを保有していたのか?
答えは、Yesであり、オカルト・パワーなどとは呼べない、より強い神の奇跡の力を持っていました。

(中略)

今日の話は、自分の右胸の内在神に目覚めれば、目先の細かいオカルト・パワーなどを忘れるほどの大きな大切なお宝に誰もが気付けるということです。


関連コメント

>「無言のままで」、周囲の人間の人生を改善させていました。

ということは、それが出来る人は、人間が持つ問題点を根本から改善するパワーを持っていると言っていいですか。
具体的にいうと、霊線のつまりが原因の人には、執着するご先祖様たちをスコーンと向こうの世界へ瞬時に送るパワーを持っているという意味です。元気な人では、リーマンさんがそうだと思いますし、病気や認知症の人の中にも、きっといると思いますがどうでしょうか。

。。。自分が内在神に目覚めれば、周囲の人を自然と浄化します。
誰でも、これから内在神に目覚める時節に入りました。過去に無かったことです。
一番目覚めないのは有料先生です。むしろ一般人が目覚めないように集金奴隷にしている無知の大罪があります。
2013-07-18 18:40:29


「Omnipotence=全能(の神)」を「神の叡智」と訳されていますが、「全能」と理解してよろしいですか?

。。。そうです。

文中にあるように、真我(内在神・叡智)=Omnipotence=全能 なのですか?全ての力を持つのですか?全てを改善させる力を持つのですか?

。。。そうなります。
2013-07-18 18:51:29


Talk7の感想のところで「ラマナ・マハルシの前では、言葉も要らなかったのです。「無言のままで」、周囲の人間の人生を改善させていました。」と書かれています。「無言のままで、周囲の人間の人生を改善させる」とは、どういうことかと思っていました。これは、昨日の記事の「聖者との「縁」も、これと同様に偉大な影響を心に受けます。」→「心をコントロールすることができる」→「自分の真我(内在神)に目覚める」という理解でよろしいですか?よって、人生を改善させていたと。ひいては、毎日アップされるマハルシさんの顔写真もその「縁」の一環であるということであえて毎日アップされていると。

。。。知恵を重視しましょう。
他人に依存するのは注意。
ラマナ・マハルシの無言の中の一言が、人々の脳裏に影響します。
したがって、ラマナ・マハルシの正しい訳は、金以上の価値があります。
2013-07-25 14:06:39

No.8

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不滅の言葉 No.8 -1 2013-07-19 11:36:00

(質問者):
「何気なく選ばれた聖なる音のマントラ(呪文)を繰り返すことによって、誰でも恩恵を受けることができるのでしょうか?」

(ラマナ・マハルシ):
「いいえ、それはダメです。
マントラを唱える人間は、それにふさわしい適性と、神からの恩寵(許し)を受けていなければ生けません。

ラマナ・マハルシは、次の物語によってこのことを説明しました。

(中略)

「その命令の言葉は同じでしたし、命令された側近も同じ人間でした。
しかし、命令を出した人間の資格が違いました。
私が命令を発声した時、その効力はまったくありませんでした。
しかし、あなたが命令した時は、即座に効力があったのです。
マントラも、これと同じことなのです」

(感想)
ラマナ・マハルシが話した、この喩え話には、非常に重要な霊的エッセンスと真理が込められています。

大臣が“自分に不相応な言葉”(命令・マントラ)を王様に対して発声した時、大臣の身には逮捕されるという危険が生じました。
これが「当時の」実際の事件ならば、大臣はその場で射殺されるか死刑にされてもおかしくはありません。
実は、聖なるマントラ(呪文)ほど、これと同じ現象が目に見えない霊的背景では発生しています。

聖者であるラマナ・マハルシご自身が、一般人がマントラを唱えることにも、ワザワザ瞑想することにも、注意するようにという意味の発言を何度もしています。
ましてや現代社会で行われているような、金銭により、その金額の大きさにより、自称の師匠が相談者に様々なマントラを「売る」ことを、もしもラマナ・マハルシが知れば非常に呆れて驚かれることでしょう。


不滅の言葉 No.8 -2 2013-07-20 10:18:13

(感想の続き)
過去の歴史的にも、
「聖なるマントラの伝達に金銭を絶対に介しては生けない」
という掟が在るのです。無償で、相手の霊格により伝授するべきものなのです。
むしろ、伝授という意味よりも、マントラにふさわしい人物が現れますと、無償で「渡す」ことが師匠の任務・使命なのです。

(中略)

空海は、直に現地の言葉をスラスラと習得し、多くの弟子たちが数十年掛けても理解できないことを、ほんの数ヶ月で砂地に水がしみ込むように達成してしまいました。
恵果は、釈尊の遺骨を始めとして超高価な仏具も空海に無償で渡しました。
真の伝授とは、師匠側から無償で弟子に授けることなのです。
これが現代社会では、金を介して真逆(魔逆)に成っています。
自分が存命の内に次の人物に「渡す」ことが出来たことで、真から人生の肩の荷が下りたというのが恵果の本音でした。
伝授とは、命を削るリスクの意味でも、人生を渡すぐらいの意味を本来は持つのです。

インドにおけるマントラの発生の目的には、外在する精霊の勧請(かんじょう:呼び出すこと)がありました。
現世利益のための呪術的要素が強かったのです。
ラマナ・マハルシが示した真我(内在神)の気付き・達成には、マントラは不要であり、むしろ霊的には邪魔に成るのです。
マントラとは、ただ、初期の幻視・奇異を見るだけの危険な道具なのが霊的実態です。


関連コメント

紹介されているマントラとはレベル?が違うと思いますが、かなり流布している?短いマントラとシンボルも同じほど危険なのでしょうか?たしか全部のマントラで十数万円ぐらいだったと思います。

。。。逆に自我の増大が起こります。
穢れるのです。
ゴミに触れば、臭いまで憑きます。
2013-07-21 14:20:20

No.9

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不滅の言葉 No.9 2013-07-23 10:32:19

ある人が尋ねました。
「なぜ聖典には、聖人とは子供のようであると述べられているのですか?」

(ラマナ・マハルシ)
子供と聖人は、ある視点では似ています。

子供は色々な出来事が発生している間だけは興味を示します。

しかし、そうした出来事が過ぎ去ってしまいますと、それらについて考えたりはしません。

だから、色々な出来事は子供には何の印象も残しませんし、子供の精神に何の影響も与えなかったのは明らかなのです。

それは聖人が持つ特徴と同じなのです。

(感想)
要するに、
「子供は、今の目の前の事にしか興味が無い」
「子供は、過去について考えない」
「つまり、子供には過去は存在せず、絶えず今しか存在していない」
「聖人も、これとまったく同じ心境である」

以上のように、この章は4行に置き換えることが出来ます。

(中略)

多くの大人が、過去の出来事(トラウマ)に今も苦しんでいます。
もし、この癖を変えるだけでも、その人の人生は大きく改善します。
なぜならば、過去に向かって流れて「いる・ing」貴重な生命エナジーの漏電とは凄い量なのです。
もしこれを、今現在と明日に振り向けることが出来ますと、目の前の物事へのヤル気・努力の継続が変わります。
今と、目の前に、集中するだけで人生の色んなことが変わって行きます。

先ず今日だけでも、
「過去について考えない」
を実行して見ましょう。これは自分で必ず選択が出来るのです。
多くの人間が、意識の選択を自分で出来る「自由」を忘れています。これは大いなる存在が人間に与えた貴重な自由なのです。
これが白紙の明日と未来を改善します。

No.10

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不滅の言葉 No.10 2013-07-24 12:40:58

ある訪問者が質問しました。
「ラマナ・マハルシの言葉で作られた“真実の啓示”の本の第九章の補足に述べられている、ラマナ・マハルシの示唆に従って自分の真我(内在神)に目覚める方法を教えてください。

難しい事は、心をコントロールすることだと自分で感じています。」

(ラマナ・マハルシ)

それは、呼吸のコントロールにより達成されます。

もし、あなたが「他者の援助を受けないで」練習すれば、それにより自分の心をコントロールすることが可能です。

その他の手段としては、清まった精妙な場所に「居る」ことで、心は自然とコントロールされます。

聖者との「縁」も、これと同様に偉大な影響を心に受けます。

(感想)
ラマナ・マハルシが、「自分なりの」呼吸が、心の安定、内在神への目覚め、には重要だと言っています。他者、先生の呼吸法は、その人「だけ」に有効なのです。
人間は、体の状態が個人で違います。また、肉体の器官の形状も、自分だけの固有のものなのです。
だから、呼吸法や瞑想などを金銭を取って教えるなどは、個人が持つ本来のオリジナルな神性を壊します。

(中略)

では、呼吸をどうすれば良いのか?
自分オリジナルの呼吸をする意味で、基本だけを書きます。あとは実践が「自分なりの呼吸」を教えてくれます。

(1) 口から吸わずに、必ず鼻から空気を吸いましょう。
息を吐く時も、鼻からが良いですが、口から吐いても問題は無いです。

迷える粗い霊の磁気は、口からは体内に侵入が可能です。
しかし、鼻からは難しいのです。私の観察では、霊体の次元では鼻毛が剣山のように逆立っており、粗い霊体には侵入が無理です。刃物に突進する感じで、ほんとうに怖いのです。
だから、鼻から飛び出た鼻毛を切るのは良いですが、鼻の奥までキレイに機械で剃るのは賛成しません。

肉体的な視点では、鼻からの呼吸は肺の奥まで、腹まで届く感じがします。
ヘソの下まで、呼吸が届くイメージが大切です。
普段の呼吸が、腹式呼吸であることが理想です。

(2) 自分が居る場所の掃除が大切です。
もし自称瞑想家で、掃除がされていない部屋に居る先生は危険です。それは動物的な霊性の発露です。
ラマナ・マハルシの住居、散歩コースには、人工的なゴミは微塵も有りませんでした。
会社でも、自分の机と周囲の掃除が大切です。ホコリは要注意です。低い波動の霊体は、ホコリをヨリシロに好みます。やはり運気に影響します。
運気を上げたければ、
部屋掃除。トイレ掃除。呼吸の安定。
は必須です。

(3) ラマナ・マハルシが言う「聖者との縁」とは、
正しい「知恵」と「知識」との縁が、人間には最重要だという意味です。
これを勘違いして、自称先生との縁を求めては生けません。
ラマナ・マハルシは、神=知恵、とも言っています。
自分の生き方が、正しい知恵との縁を作ります。
それを正しいと感じられるか、否かが、その人の人生を変えます。


【掲載順序】本ページは「日付昇順」とします。



  • 最終更新:2020-09-02 19:17:52

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